田中商事のよもやま話~ “段取り8割”は本当?~

このエントリーをはてなブックマークに追加
Bookmark this on Livedoor Clip
Bookmark this on Yahoo Bookmark
LINEで送る

皆さんこんにちは!

株式会社田中商事の更新担当の中西です!


“段取り8割”は本当?運送業こそ事前準備が大切な理由


「仕事は段取り8割」という言葉があります。


実際の作業よりも、その前の準備が仕事の結果を大きく左右するという考え方です。


運送業でも、この言葉は非常によく当てはまります。


配送先に向かって運転している時間だけが仕事ではありません。


ルートを確認する。


荷物を確認する。


積み込み順を考える。


配送時間を確認する。


車両を確認する。


こうした段取りが整っているからこそ、安全でスムーズな配送ができます。


今回は、運送業における「段取り」の大切さについて考えてみます。


★まずは一日の配送予定を確認する


複数の配送先を回る仕事では、最初に一日の流れを把握することが重要です。


何件配送するのか。


どの順番で回るのか。


何時までに到着する必要があるのか。


各配送先で荷下ろしにどのくらい時間がかかるのか。


こうした情報を事前に整理しておくことで、仕事全体の流れが見えてきます。


ただ住所を順番に回るだけではなく、


「この時間帯は混みそう」


「ここは荷下ろしに時間がかかる」


といったことまで考えると、より現実的な予定を立てることができます。


⚙荷積みは配送順から考える


運送業における段取りで特に重要なのが、荷積みです。


配送する順番を考えずに荷物を積んでしまうと、現場で大きな手間が発生します。


最初に降ろす荷物が一番奥。


最後に降ろす荷物が手前。


これでは配送先ごとに荷物を動かさなければなりません。


そこで、


✅ 配送順


✅ 荷物の大きさ


✅ 重量


✅ 荷崩れの可能性


などを考えて積み込みます。


上手な積み込みは、配送先での作業時間を短縮するだけでなく、安全性にもつながります。


★ルート確認も立派な段取り


今はナビがあるため、道を知らなくても目的地へ行くことができます。


しかし、ナビだけに頼り切るのは注意が必要です。


大型車が通れない道路。


高さ制限がある場所。


時間帯によって混雑する道路。


配送先によっては、一般的なルートでは入りにくいこともあります。


そのため、初めて行く配送先などは事前に確認しておくことが大切です。


「目的地まで行くルート」だけでなく、


「どこから敷地へ入るのか」


まで分かっていると、到着してから慌てずに済みます。


⚠車両確認も出発前の重要な段取り


配送時間に間に合わせるために急いで出発しても、途中で車両トラブルが起これば予定は大きく変わります。


だからこそ、出発前の車両確認が重要です。


タイヤ。


灯火類。


ミラー。


荷台。


その他、会社で定められている確認項目。


毎日行うことだからこそ、流れ作業にしないことが大切です。


小さな異常を早めに発見できれば、事故や大きなトラブルを防ぐことにもつながります。


☎配車担当との情報共有も欠かせない


段取りはドライバー一人だけで完結するものではありません。


配送内容や時間、変更事項などを配車担当と共有しておくことも重要です。


例えば、


「今日はこの道路が混んでいる」


「前の配送先で時間がかかっている」


「到着が少し遅れそう」


といった状況があれば、早めに共有することで次の対応を考えることができます。


問題が大きくなってから連絡するのではなく、早めに相談する。


これも段取りの一つです。


☔天候と道路状況まで考える


運送業では、天候によって予定が大きく変わることがあります。


大雨や雪の日に、晴天時と同じ時間で配送できるとは限りません。


また、事故や工事による渋滞が発生することもあります。


そのため、


✓ 天気予報


✓ 道路状況


✓ 渋滞情報


などを事前に確認しておくことが大切です。


すべてを予測することはできません。


しかし、「今日は時間がかかりそう」と分かっているだけでも、出発時間や休憩の取り方を調整できます。


☕休憩も段取りの中に入れる


忙しい日は、


「休憩すると遅れる」


と考えてしまうこともあるかもしれません。


しかし、安全運転を続けるために休憩は大切です。


長時間運転を続ければ、集中力が低下することがあります。


だからこそ、


「このあたりで休憩する」


と最初から予定に入れておくことも重要です。


休憩を余った時間に取るのではなく、安全に仕事を続けるための必要な時間として考えることが大切です。


➡段取りが良いドライバーは“次”を考えている


経験を積んだドライバーほど、目の前の配送だけではなく次の動きを考えています。


今の荷物を降ろしたら次はどこへ行くのか。


次の荷物はどこに積んでいるのか。


給油はいつするのか。


休憩はどこで取るのか。


こうしたことを常に考えているため、無駄な時間が少なくなります。


新人の頃は、まず目の前の仕事を覚えることが大切です。


しかし、少し慣れてきたら、


「この次は何をする?」


と考える習慣をつけることで仕事の効率が変わります。


⚖予定通りにいかないときこそ段取り力


運送業では、予定通りにいかないことも珍しくありません。


突然の渋滞。


荷待ち。


配送先での待機。


車両トラブル。


急な配送変更。


そんなときに大切なのが、無理をして予定を取り戻そうとしないことです。


焦って運転すれば、安全性が低下します。


遅れそうなら早めに報告する。


別ルートを確認する。


必要なら予定を調整する。


「予定変更にどう対応するか」まで含めて段取りです。


⭐運送業でも“段取り8割”は本当


運送の仕事は、ハンドルを握っている時間だけで決まるものではありません。


配送予定を確認する。


荷物を確認する。


積み方を考える。


ルートを確認する。


車両を点検する。


休憩を考える。


変更事項を共有する。


この準備があるからこそ、安全でスムーズな配送ができます。


良い段取りは、仕事を早くするだけではありません。


焦りを減らし、事故を防ぎ、荷物を確実に届けるための大切な準備です。


私たちも、一つひとつの段取りを大切にしながら、安全第一で日々の運送業務に取り組んでいます。